地理の扉 地理用語集
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膨大な量のサーバーラック(複数のデータストレージを格納し処理するサーバーをさらに複数台まとめたもの)を収容し運営する施設。現代の企業は日々膨大な量のビッグデータを扱う必要があるため、その重要性は増している。オフィス向けのサーバーですら容量は数十TBに達しそれを複数束ねてさらに数百から数千収容できるのがデータセンターである。自社で運用する企業と、他企業に貸与することを目的として運用する企業が存在する。
技術的な話は置いておいて、地理的な話に絞る。データセンターの立地には広大で平坦な土地が必要である。また、いわゆる情報セキュリティにおける「可用性・機密性・完全性」が守られる必要があり、地震や津波など自然災害の被害を受けにくいことも求められるうえ、サイバー攻撃対策や物理的なセキュリティの整備も必須である。サーバーの運用自体と、サーバーを冷却するのに膨大な電力が必要なため、それを賄えるだけの大電力と非常時に備えた無停電電源装置・自家発電装置も欠かせない。