地理の扉 地理資料集
地理の扉へようこそ!
60年代のエネルギー革命以降、石油メジャーによる投資が進み西アジアの油田地域は繁栄した。70年代以降資源ナショナリズムの傾向が高まり、2度の石油危機で原油価格が高騰し莫大な資金が中東地域に流入した。中東諸国はその資金を利用して90年代以降産業の多角化が進められ、不動産への投資やハブ空港・リゾート地の建設が活発化した。これにより西アジアは資本の集積地と化し、建設のための労働力として南アジアや東南アジアから男性移民が増加した。
西アジアはもともと遊牧やオアシス農業が中心の地域であった。
資料:簡易年表
1960年:OPEC発足
1973年:第一次石油危機
1979年:第二次石油危機
1983年:サウジアラムコ国有化
1991年:湾岸戦争
1993年:オスロ合意