地理の扉 地理資料集
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・地球の半径は経緯ともに約6400km。子午線・赤道の全周は4万kmにおよぶ。
・地軸の傾きにより、夏 / 冬の遷移が生じる。赤道低圧帯(熱帯収束帯[→大気大循環])の存在する緯度の変化に伴い生じる。
【参考】太陽回帰
地軸の傾きによって生じる夏・冬の遷移。赤道低圧帯(熱帯収束帯)の緯度に影響する。※赤道低圧帯は貿易風が北東/南東から吹き込む場所。赤道付近は常にこの気圧帯の影響下に置かれているため、年中高温多湿の気候となる。また、熱帯低気圧は南北緯度5度未満では発生しない。
・夏至/冬至に太陽が天頂にくる緯度を回帰線とよぶ。地軸の傾きにより、南北それぞれ23.4°に存在する。
・冬の日照時間が短い中緯度から高緯度を中心に、昼の時間が長い夏季の間だけ標準時を1時間すすめ、日中の時間を有効に活用しようとする取り組み・制度。
賛成:省エネが期待できる、日没までの長い時間を余暇活動にあてられる。
反対:事実上変わらない。生活リズムが崩れたり、過剰に労働するはめになりうる。システムの調整や維持の負担が増す。
北から
極高圧帯(北極)
↙︎極偏東風
高緯度低圧帯(亜寒帯低圧帯)
↗︎偏西風:南北の気温差を緩和するとともに、ジェット気流を生み出す
中緯度高圧帯(亜熱帯高圧帯):乾季をもたらす
↙︎北東貿易風
赤道低圧帯(熱帯収束帯・赤道):南北に遷移することで雨季をもたらす
↖︎南東貿易風(熱帯偏東風):エルニーニョ、ラニーニャ現象を引き起こす
中緯度高圧帯(亜熱帯高圧帯):乾季をもたらす
↘︎偏西風:南北の気温差を緩和するとともに、ジェット気流を生み出す
高緯度低圧帯(亜寒帯低圧帯)
↖︎極偏東風
極高圧帯(南極)
モンスーンは、狭義にはインド洋北半球側~東南アジアで高気圧側から低気圧側に吹く風であり、広義にはキニア湾岸からインド洋北部、東南アジアに至る五つの季節風帯が認められる。東南アジアで特に強くみられるのは、インドシナ半島が海洋に向けて張り出しているためだとされる。このような変化は大陸と海洋で比熱が異なることから生じている。
アフリカでは5月〜10月のコンゴ川由来の湿潤なもの、1月~3月のアラビア半島由来の乾燥したものが見られ、南スーダンやエリトリア、中央アフリカなどに影響を与えている。ただし、エリトリアはそれを考慮しても少雨であり、中央アフリカは元来Af気候(熱帯雨林気候)に概当してしかるべき位置のため、注意が必要(→主な河川・湖沼|ナイル川)。
66度33分S ※南極圏
60度S 陸地がもはや無い
40度S 都市:ウェリントン 地域
30度S 都市:ダーバン
南回帰線 都市:サンパウロ 地域:マダガスカル島南端、オーストラリア大陸中央
0度 ※赤道 都市:キト 地域:ヴィクトリア湖、シンガポール、アマゾン川河口
北回帰線 都市:リヤド、ダッカ、ハバナ 地域:エジプト南端、台湾、カリフォルニア半島南端、キューバ、イタリア半島南端
30度N 都市:カイロ、上海、ニューオリンズ 地域:九州南端、ミシシッピ川河口
40度N 都市:マドリード、アンカラ、バクー、タシュケント、北京、フィラデルフィア 地域:イベリア半島中央、アナトリア中央、秋田
50度N 都市:ロンドン、パリ 地域:樺太南北ライン、カナダ・米国国境(正確には49度N)
60度N 都市:オスロ、サンクトペテルブルク、アンカレッジ 地域:イギリス北端、スカンディナヴィア半島南部、アラスカ南部
66度33分N ※北極圏 スカンディナヴィア半島北部
※50度N/S以上が大陸氷河の基本的なライン。
180度 ユーラシア大陸東端、キリバス、フィジー、ニュージーランド東沖
150度E 都市: 地域:オホーツク海
120度E 都市:上海、マニラ 地域:オーストラリア西部
90度E 都市:ダッカ 地域:ベンガル湾、中国西部
60度E 都市: 地域:ウラル山脈、アラル海
30度E 都市:サンクトペテルブルク、カイロ、ダーバン 地域:フィンランド・ロシア国境、ヴィクトリア湖
0度 ※本初子午線 都市:ロンドン、アクラ
30度W 陸地がもはやない ※大西洋
60度W 都市:ブエノスアイレス 地域:
90度W 都市:ニューオーリンズ、セントルイス 地域:五大湖西岸、ユカタン半島
120度W 都市:サンフランシスコ 地域:アメリカ西海岸
150度W 都市:アンカレッジ 地域:
180度