地理の扉 地理用語集
GATT(関税と貿易に関する一般協定、General Agreement on Tariffs and Trade)は、1947年に調印され、翌年発行された多国間協定。日本は1955年に加入。貿易における関税やその他の非関税障壁を取り除き自由で公平な国際貿易の促進を目的とした。IMF(国際通貨基金)、IBRD(国際復興開発銀行)とともにブレトン・ウッズ体制の中核をなし、GATTは数次にわたるラウンドで段階的な関税の削減を進めてきたが、ウルグアイ・ラウンド[→ウルグアイ・ラウンド]を経て1995年にWTO(世界貿易機関)に発展解消した。